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一般設定

Sidianは、開発環境をカスタマイズするための広範な設定オプションを提供します。このガイドでは、開発体験を最適化するための最も重要な設定について説明します。

設定へのアクセス

Sidianの設定には、いくつかの方法でアクセスできます。

キーボードショートカット

  • Windows/Linux: Ctrl+,
  • macOS: +,

メニューからのアクセス

  • ファイル → 環境設定 → 設定
  • macOS: Sidian → 環境設定 → 設定

AIの動作設定

SidianのAI機能の動作を微調整します。

モデルの自動更新 (Auto Refresh Models)

利用可能なAIモデルを自動的に更新します

  • デフォルト: true
  • : boolean

オートコンプリートの有効化 (Enable Autocomplete)

AIによるコード補完を有効にします

  • デフォルト: false
  • : boolean

インライン提案の表示 (Show Inline Suggestions)

入力中にAIの提案をインラインで表示します

  • デフォルト: true
  • : boolean

チャットモード (Chat Mode)

デフォルトのAIチャット対話モードを設定します

  • デフォルト: agent
  • : string
  • オプション: agent, chat

ツールのLintエラーを含める (Include Tool Lint Errors)

AIツールの応答にLintエラーを含めます

  • デフォルト: true
  • : boolean

メモリ設定 (Memory Settings)

AIのメモリと会話の永続性を設定します

  • デフォルト: 包括的なメモリ設定オブジェクト
  • : object

追加のAI設定

高度なAIの動作設定です。

自動承認 (Auto Approve)

特定のAI操作を自動的に承認します

  • デフォルト: { terminal: false }
  • : object
  • 説明: どのAI操作を自動承認するかを設定します

セルの自動実行 (Auto Execute Cell)

生成後にノートブックのセルを自動的に実行します

  • デフォルト: false
  • : boolean

LLMによる変更の自動受け入れ (Auto Accept LLM Changes)

AIが生成したコードの変更を自動的に受け入れます

  • デフォルト: false
  • : boolean

外観設定

Sidianの見た目をカスタマイズします。

テーマ設定

  • 配色テーマ (Color Theme): 好みの配色を選択します
    • デフォルト: Dark+ (default dark)
    • 人気のオプション: Dark+, Light+, Monokai, Solarized Dark
  • アイコンテーマ (Icon Theme): ファイルとフォルダのアイコンを選択します
    • デフォルト: vs-seti
    • オプション: vs-seti, vs-minimal, material-icon-theme
  • 製品アイコンテーマ (Product Icon Theme): UIアイコンを選択します
    • デフォルト: Default

ウィンドウ設定

  • タイトルバーのスタイル (Title Bar Style): タイトルバーの外観を制御します
    • デフォルト: native
    • オプション: native, custom
  • メニューバーの表示/非表示 (Menu Bar Visibility): メニューバーの表示/非表示を切り替えます
    • デフォルト: default
    • オプション: default, visible, toggle, hidden
  • 禅モード (Zen Mode): 集中力を高めるための編集モード
    • Ctrl+K Zで切り替え

ファイルとフォルダの設定

ファイルの取り扱いに関する動作を設定します。

ターミナル設定

統合ターミナルを設定します。

シェルの設定

  • デフォルトシェル (Default Shell): 好みのシェルを選択します
    • Windows: PowerShell, Command Prompt, Git Bash
    • macOS/Linux: bash, zsh, fish
  • シェル引数 (Shell Arguments): シェルに引数を渡します
  • 環境変数 (Environment Variables): カスタム環境変数を設定します

ターミナルの外観

  • フォントファミリー (Font Family): ターミナルのフォント(デフォルトではエディタから継承)
  • フォントサイズ (Font Size): ターミナルのテキストサイズ
  • カーソルスタイル (Cursor Style): ターミナルのカーソルの外観
    • オプション: block, line, underline

高度な設定

上級者向けに、SidianはJSONによる設定をサポートしています。

settings.json

設定ファイル(JSON)に直接アクセスします。

  1. Ctrl+Shift+P → "Preferences: Open Settings (JSON)" (環境設定: 設定(JSON)を開く)
  2. JSON形式で設定を直接編集します
  3. 変更はすぐに適用されます

ワークスペース設定

ワークスペースごとにグローバル設定を上書きします。

  1. プロジェクト内に.vscode/settings.jsonを作成します
  2. ワークスペース固有の設定を追加します
  3. これらはそのプロジェクトのグローバル設定を上書きします

ユーザー設定 vs ワークスペース設定

  • ユーザー設定: すべてのプロジェクトにグローバルに適用されます
  • ワークスペース設定: 現在のプロジェクトにのみ適用されます
  • フォルダ設定: マルチルートワークスペース内の特定のフォルダに適用されます

設定のトラブルシューティング

設定のリセット

設定をデフォルトに戻すには:

  1. Ctrl+Shift+P → "Preferences: Open Settings (JSON)" (環境設定: 設定(JSON)を開く)
  2. 内容をすべて削除して保存します
  3. Sidianを再起動します

設定が適用されない

  • settings.jsonの構文エラーを確認します
  • 設定名が正しいか確認します
  • 必要に応じてSidianを再起動します
  • 競合する拡張機能がないか確認します

パフォーマンスの問題

  • ファイル監視の範囲を減らします
  • メモリ制限を増やします
  • 不要な機能を無効にします
  • 拡張機能の影響を確認します

これらの設定を適切に行うことで、あなたの特定のニーズや好みに合わせた最適な開発環境を構築できます。